HWBのデータ処理システムのアップデート

まだ最初の一歩ですが・・・。
<HWBでやっていること・やりたいこと>

基本的には現役時代とそんなに変わりません。

  • データ処理のためのプログラムをその都度自分で書く。
  • パソコン画面上に結果を表示するとともに、印刷用データも出力する。
  • CADで印刷用データを編集(特に曲線の太さと色の調整)し出力する。
  • 論文として投稿する。
今と違って、現役時代は最後の段階が重要でした。
<実際のシステム構成>

  • XDS/TopSpeed modula-2 compiler (Excelsior)
    TopSpeed はDOS時代のブランド。XDSはその機能を取り込んでWindows用compilerを作った。text window/graphic window が有用。
    Hgraph モジュール(Heartland Software)をソースコードレベルで改良して使用。図は HPGL (Hewlett-Packard graphics language, PLT) 形式で出力。
  • CorelDrawでPLTデータを処理し、EPS形式で出力する。
  • TEXでコードを書いてノートを作る。
  • HPGLでコードを書いてホームページを作る。
できあいの「便利なツール」を使わないところに意地があります。
<顕在化した問題点>

  • Excelsior が消えたので XDSのバージョンアップが見込めない。
  • Heartland がずっと前に消えたので、自分でソースコードを書き直すしかない。
  • 画面上のグラフィックスの画質がよくない(解像度、線、大きさ)。印刷用は特に問題なし。
<バージョンアップ計画案>

  • ADW版 Modula-2 に切り替える。
  • Win32 API を使う。

プログラムサイズが大きくなるので、途中で挫折するかもしれません。現時点ではコンソール・アプロケーションの作り方を理解するところまで来ました。 XDSと環境の設計思想と構成が異なるのでちょっと手間取りました。

10-26-2019, S. Hayashi