月はどこに見える?
このプロジェクトの趣旨からはそれますが、ついでなので月がどう見えるかもやっちゃいます。 5°傾いて地球をめぐっているらしいのですが、話を簡単にするために地球の公転面と月の公転面は同じ面の上にあるとします。 観測者とともに動く(x,y,z)座標系を考えると太陽光はx軸上に位置しますが、月は原点のまわりを29.530589日で周回することになります。 そう考えると月の運行を計算するプログラムは容易に作れます。
月の問題が難しいのは、位置(どこに見えるか)ではなく、太陽光のあたりかた(どう見えるか)です。 歌にも「三日月」や「上弦の月」という文句がありますし。
こららを踏まえて作ったのがSunTracker 4.0です。地球と月の位置を同時に描くとともに、 画面の左上には時計、右上には地球と月の位置をそれぞれ表示しています。図は新月から10日目、夜10時前のようすです。画面をクリックすれば原寸大になります。
図は新月から17日目、深夜2時半ころのようすです。画面をクリックすれば原寸大になります。
月の満ち欠けが正しいか、いずれチェックしようと思っています。
2-04-2019, S. Hayashi