<実験結果の整理>
実験モードの図を再度参照しながら結果を整理します。
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<実験モード>
M=鋼鉄またはステンレススチールの針金 <意外だったこと> 気体が発生したのは、N よりイオン化傾向が小さい M からだった。ただし、項目5はイオン化傾向と矛盾しない。 |
<反応モデル>
N と M が回路でつながっている Mode 3〜4 については右図の反応モデルが考えられます。反応(1)の電子の供給元は、Mの原子のイオン化とZnのイオン化の二つありますが、
後者のほうがはるかに勢いがあります。 <等価回路> r=∞で微少電流、r=0 で最大電流を実現する回路として右図が考えられます。ρの値はNの有無で変える必要があります。 |
<反応モデルと等価回路> |
<鋼鉄線の表面変化>
一連の実験を終えた後の鋼鉄線です。未使用の線と比較すると黒化が目立ちます。 |
<もし海水中または食塩水中で実験すれば> SACP を確認する実験になります。Mode 1 と Mode 2 では錆びが発生するでしょう。もちろん気泡は発生しません。 Mode 3 と Mode 4 では錆びが出ないと期待されます。遅い変化なのですべてのModeを同じ条件下で同時に実行すべきでしょう。 |