<コナン君、ずれてるよ>
コナン君の方位コンパスはこうです(1997, vol.16, file 6)。
「まず時計の短針を太陽の方に向けるんだよ・・・」 前回2/27ではその通りでしたが、今回6/19では右図のようにずれました。 コナン君によれば3pmでは1時半の方角のはずですが実際は12時、4pmでは2時の方角のはずですが実際は1時でした。
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<コナン君の方位コンパスの実験(東京、6/19/2025)>
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<地球中心論は信頼できる>
前回、地球中心論を紹介しました。つまり、(1)地球は球体、(2)地球は円軌道を描いて公転、(3)公転面から傾いた軸の周りを地球は自転すると仮定して太陽が見える方角(ψ,φ)を算出します。2/27と6/19のψの測定データ(φは計算値を援用)× と赤の計算値を比較すると右図のようによく合いました。 |
<地球中心論と測定結果の比較>
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<時計面に太陽の方角を重ねると>
左の写真には時刻・太陽の方角・真南の方角の3つが含まれています。これらの情報をパソコン上で再構築したのが右の図です。赤い短針は時刻と太陽の方角Sunを表わし、長い針(時計の長針ではありません)の指す方角が真南Southになります。今は、3時で大体12時の方角になります。
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<コナン君方式の検証>
![]() 図は、45°の線がSunの方角、折れ線が真南Southの方角をそれぞれ示します。12時と短針の二等分線(破線)は「コナン君の予想」です。点が破線に近ければOKです。そのような点は次のようにまとめられます。
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