HWB MATHEMATICA/WOLFRAM
Wolfram Topics from University Chemistry
大学の化学を素材としたWolfram
インタラクティブな教材の可能性を探ってみました。
(1) Van der Waals の気体状態方程式: (P, V)関係のグラフ (click)
(2) 分子の速度: 速度分布関数 f(v) のグラフと速度の一覧表 (click)
(3) 分子の拡散: 濃度分布 P(x) の時間依存性のグラフ (click)
(4) 分子の吸着: 吸着量 vs 圧力のグラフ (click)
(5) 簡単な分子の赤外吸収 (click)
(6) Morse の原子間ポテンシャル (click)
Topics from O.C. Zienkiewicz and K. Morgan, "Finite Elements and Approximation" (2024, Sep)
1983年に出版された有限要素法のテキストです(Dover 版,2006)。これを読んでみるとMathematica が役に立つテーマがいくつかあります。
(1) 1次の形状関数を使ってK行列を計算すること。直角二等辺三角形なら行列要素は整数ですが (Text p.140)、一般には底辺と高さの分数式です。
(2) 2次の形状関数を三角形と四角形の Element について描画すること。
(3) 2次の形状関数に対してK行列を計算すること。
Wolfram Cloud (2024, Jan)
登録しさえすれば Cloud 上でファイルを編集し保存することができます。組み合わせ問題、特に Corner the Queen を解いたコードが簡潔であることに瞠目させられました。早速自分でも走らせてみました(Click)。
Mathematica and Wolfram
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Dr. Stephen Wolfram が開発した記号処理言語 Wolfram を処理するソフトの商品名がMathematica です。Wolfram という名前を知ったのは Scientific American (1984, 9) の記事 "Computer Software in Science and Mathematics" を読んだ時か、Rev. Mod. Phys. (1983)の "Statistical Mechanics of Cellular Automata" を目にした時かです。それが計算機言語の名前でもあると知って驚きました。さすがアメリカは起業家の国です。